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鼻の病気


アレルギー性鼻炎ってこんな病気 

2011-02-02

アレルギー性鼻炎(花粉症)ってこんな病気

 

 
1.      どんな病気?

鼻にほこりが入るとくしゃみがでますね。くしゃみ、鼻水、鼻づまりは、体にとって良くないものが体の奥に入り込まないようにする、体を守るための自然な働きです。ほこりやダニなどの体に悪いもの(抗原=アレルギーの原因になるもの)がいつも鼻に入ってきていると、体の中にそれぞれの抗原に反応する抗体(抗原から体を守るもの)という番犬のような物質ができ、抗原が入ってきたとたんにくしゃみ、鼻水、鼻づまりを起こして体を守るようになります。この反応が起こりすぎて本人が困るようになってしまったのが、アレルギー性鼻炎です。アレルギー性鼻炎のうち花粉が原因(抗原)のもの花粉症といいます。花粉症では目のかゆみ、のどのイガイガした感じ、熱っぽい感じなどの症状もよくあります。
 
 
2.      どんな検査を?

    鼻汁中好酸球検査(アレルギーかどうかを調べる検査)
鼻水の中に好酸球というアレルギーのときに多く出る細胞があるかどうかを調べます。たくさんあればアレルギーの可能性が強くなります。
 
 原因抗原を調べる検査
何が原因でアレルギーが起きているかを調べます。まずふだんの生活の中で何が原因として疑わしいかを考えて、次の3種類の検査のどれかをします。

a.皮内反応
アレルギーの原因と疑われる物質のエキスを体に注射して、反応を見ます。15分ほどで結果がわかり、検査料も1種類 18点(自己負担18円または36円または54円)と安価ですが、注射部位が後から腫れたり痒くなったり、喘息のある方では喘息が出たりすることがまれにあります。当院ではハウスダスト(ほこり)とスギについて実施しています。

b.RAST法
血液検査で体の中の抗体の量を調べる検査です。いろいろな種類の原因物質について調べることができ、アレルギーの程度もわかりますが、1種類につき120点(自己負担120円または240円または360円)と高価なのと、保険診療では1回の採血で13種類までと制限されています。

c.MAST法
 RAST法同様、血液検査で抗体の量を調べる検査です。RAST法より若干感度が劣り、1560点(自己負担1560円または3120円または4680円)と高価ですが、26種類の抗原が1セットになっていますので、いろいろな原因について調べたい方にお勧めです。
 
③ レントゲン検査
アレルギー性鼻炎があると副鼻腔炎(蓄膿)にもなりやすいため、頭痛の強い方、鼻汁が粘性(ネバい)または膿性(あおばな)の方などではレントゲン撮影をして副鼻腔炎の有無を確かめます。


 
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