一粒の麦地に落ちて死なずばただ一粒のままに終わらんされど死なばやがて豊かに実を結ばん
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母乳とお薬 

2011-02-02
母乳とお薬
 
 
 
お母様の飲んだお薬は、消化器官(胃腸)から血液の中に取り込まれ、全身を回って目的の場所に運ばれます。母乳もお母様の血液から作られますから、飲み薬は母乳にもわずかですが出てきます。
母乳への出やすさは薬によって違います。
授乳中のお母様は次のような工夫をなさってください。
 
 
1.お薬の選択

授乳中のお母様には、原則として赤ちゃんにも使える種類のお薬を差し上げますので、赤ちゃんの年齢(月齢)と授乳回数をお知らせください。飲み薬ではなく、点鼻薬、点耳薬などを使うこともあります。こうした薬は血液の中に吸収される量がごく微量なので、飲み薬よりも安心して使えます。
特別な病気で、赤ちゃんには使えないタイプのお薬をお飲みいただく場合は、授乳を休んでください。(母乳はしぼって捨ててください。)
 
 
2.授乳のタイミング

母乳の中のお薬の量は、お薬を飲んだ直後から徐々に増え、しばらくすると体の中で分解されてだんだん減って行きます。減って行くまでの時間は、1日に何回飲むお薬かによって違いますが、基本的にはお薬を飲んだ直後か、次に飲む時間の直前が一番血液中のお薬の量が少ないので、お乳もこのときにあげるようにしてください。
 
 
3.心配な副作用

 母乳の中のお薬で赤ちゃんに出る副作用は、お薬の種類によって違います。お顔や体にぶつぶつが出る、よく眠るなど・・・。お薬を飲んでいて赤ちゃんのようすに気になることがあれば、遠慮なく医師にご相談ください。

 
4.そのほか気をつけること

 授乳中のお母様は、夜も寝られず、慣れない育児でくったくた。そのこと自体が病気の原因になっていることも多いのです。一人でがんばりすぎず、いろいろな人の助けを借りて、生活のリズムを整えたり、食事をきちんと取るよう心がけましょう。赤ちゃんは社会のみんなの宝物です。今借りた人の助けは、赤ちゃんが大きくなってから皆さんに返してくれます。


 
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