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病気について

耳の病気


中耳炎ってこんな病気 

2011-02-02
中耳炎ってこんな病気
 

 
1. どんな病気?
 
耳の奥は鼻の奥と耳管という管でつながっています。風邪をひいた時などに、ばい菌がこの管を伝わって鼻から耳へ広がり、鼓膜の奥の音を伝える骨のある部屋(中耳)に炎症を起こしたのが中耳炎です。
 
 
2. どんな種類が?
 
    急性中耳炎
中耳にばい菌がたくさん増えて、耳が痛い、熱が出るなどの症状が起きます。抗生物質、痛み止めなどの薬で治療します。炎症が強い場合は鼓膜を切って膿を抜く治療(鼓膜切開)をすることもあります。
 
    滲出性中耳炎
急性中耳炎の後、中耳に液体がたまったままになったものです。耳のふさがった感じ、軽い難聴などの症状があります。たまった水をひかせやすくするお薬をしばらく飲み、改善しない場合は鼓膜切開をして水を抜きます。鼓膜切開の穴は数日でふさがってしまうことが多いので、切開を繰り返してもまたたまってくる場合は鼓膜切開した穴に細い管をはさんで穴がふさがりにくくする治療(チュービング)をすることもあります。
薬の効きにくいばい菌による中耳炎、アレルギー性鼻炎のある方、アデノイド(鼻の奥の扁桃腺)の大きいお子さんなどでは急性中耳炎の後で滲出性中耳炎に移行しやすいので、しっかり治療することが必要です。
 
    慢性中耳炎
急性中耳炎のときに膿がたまりすぎて鼓膜が破れ、そのまま鼓膜の穴が残ってしまったものです。風邪をひいたり、お風呂の水が入ったりしたのをきっかけに耳だれを繰り返します。
なって間もないものでは鼓膜の穴の周囲に薬をつけて、鼓膜が再生しやすいように人工の膜をはる治療をします。うまくいけば人工の膜にそって鼓膜が再生し、穴がふさがります。穴がふさがらなくなったものでは手術をしてふさぐ必要があります。


 
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